ヌバタ (Nouvata) ニューカレドニア ホテル
ヌメアからバスで約15分の地にあるアンスバタに立つヌバタ。
ホテルという名がついておらず、少し混乱するのだが立派なホテル。
アンスバタビーチ沿いに建てられたホテルで三棟からなる。
ここでは、このヌバタについての情報を記載していく。
立地
アンスバタビーチ沿いにあり、ヒルトンホテルのすぐ近く。
ニューカレドニアにある代表的なホテルは、アンスバタビーチ沿いに建てられているという事実がヌバタの立地の良さ、ブランドレベルを物語っている。
また、バス停がホテルの目の前にあり、とても便利。
ヌメア市内へはバスで約20分で行くことが可能。
部屋
四つの種類に分かれている。
1、バジェットルーム
部屋は13m²と小ぶり。
ダブルベッド一台もしくはシングルベッド二台。
部屋も簡素。
2、スタンダードルーム
大きさは25m²。
3台のシングルベッド。
※上記二つの部屋は使えるシャワーの水の量が予め定められている。
3、コンフォートルーム
大きさは32m²とそこそこのサイズ。
ダブルベッド1台とシングルベッド1台。
コンフォートルームになると一般的なホテルに期待されるものを満たしていると言え
る。
4、スペシャルルーム
大きさは48m²。
ダブルベッド1台とソファベッド1台。
湯船の形が普通と異なり円形となっている。
※どの部屋にもキッチンはついておらず、長期滞在にはあまり向いていない。(ヒルトンなどはキッチン付きの部屋を提供している)
スタッフ
日本語スタッフが一人おり、日本語は堪能。
質問にも丁寧に答えてくれ、バスの時間なども調べてくれる。
ビーチ
目の前にアンスバタビーチが広がっている。
ただ、プライベートビーチなどは所有していない。
また、アンスバタビーチで泳いでいる人はほとんどおらず、どこか違うビーチに移動してマリンスポーツなどを楽しむことが普通。
アンスバタビーチはどちらかというと観賞用のビーチといった感じ。
値段
最も低いランクの部屋で一部屋1泊8000円ほど。
コンフォートルームでも1泊9000円ほどと手頃。
近隣のホテル(ヒルトンなど)は1泊10000円は優に超えるため、きっちりしたホテル群では、最も安いホテルとなっている。
※値段と部屋のクオリティーを考えると、コンフォートルームが最もおすすめ。
ニューカレドニア(ブーライユ)観光 シェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート
ブーライユにあるシェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾート。
一風変わったホテルで、一棟独立のバンガローが広大な敷地に点在しておりそこでの宿泊を楽しむことになる。
つまり、建物に部屋がいくつも収容されてある通常のホテルのアンチテーゼのような存在。
都市からも離れており、閑静な環境でバケーションを過ごしたいという人には理想的なホテル。
本記事は、
具体的にシェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾートでの滞在を検討している人に向けて書いており、
ホテルのレビューを書いている。
部屋
ここのホテルの部屋は3タイプあり、
- バンガロー(ビーチフロント)
- バンガロー(ガーデンビュー)
- トラディショナル
1、バンガロー(ビーチフロント)
上記画像の最もビーチ側に位置しているバンガローをこのような名称で呼んでいる。
バンガローは二人での宿泊を基本としている。
従って、ツインベッドかキングベッドを指定することになる。
テラスの椅子やソファに座りながら、水平線に沈む夕日を眺めることが出来る。
ここでの注意点は、木越しにビーチを望むことになること、目の前の海が上記写真のように綺麗でないこと。
目の前に広がる海の浅瀬には大量の海藻が生えており、お世辞にも美しいとは言えない。
※海藻が生えていない遠瀬にはエメラルドグリーンの海が広がっている。
2、バンガロー(ガーデンビュー)
敷地内の中ほどにあるバンガローをガーデンビューと称している。
テラスからは文字通り、庭が見える。
バンガロー内の構造はオーシャンフロントのバンガローと同じとなっている。
3、トラディショナル
トラディショナルは、上記写真のように一つの大きな建物(四組の宿泊者が収納される)の一部屋を借りる宿泊法のことを言う。
入り口は各部屋ごとにある。
トラディショナルには二種類あり、
1、キングルーム(部屋一つ)
2、ツインルーム(部屋二つ)※客室サイズはキングルームと同じ
となっている。
キングルームはカップル用となっており、キングベッドが一台置かれてある。
ツインルームはファミリー用となり、クイーンベッド一台、シングルベッド二台となっている。
4、結論
ファミリーであればトラディショナルのツインルーム一択となる。
カップルであれば、バンガロー(ガーデンビュー)を勧める。
オーシャンフロントのバンガローと内部の違いもなく、オーシャンフロントの眼下に広がる海も特に綺麗とは言えないからだ。
スタッフ
日本人スタッフがいる ※2019年1月時点
従って英語、仏語が喋れなくても、コミュニケーションは円滑に進められる。
スタッフの質は人によってバラつきが激しく、英語をまともに喋ることの出来ない従業員も数多くいる。
しかし、総じて愛想は良い。
また、帰りのバスの予約をしたにも関わらずされていなかったり、バスの値段を把握しておらず適当な値段を請求してくるスタッフもおり要注意。
敷地内の様子
プール
ビーチ
何度も言うように
ビーチは浅瀬は海藻が生えているため汚い。
遠瀬はエメラルドグリーンの海が広がる。
敷地内移動
広大な敷地内の移動方法は二つ。
1 自転車
敷地内には数がとても少ないが、オレンジ色の自転車があるのでそれを利用する。
自転車はそこら中に乗り捨てられており、勝手に使用して良い。
また、バンガロー脇に停まっている自転車も勝手に使用して良い。
2 カート
フロントに電話するとカートで迎えに来てもらえる。
自転車に比べ台数は多く、スタッフに空きがあればすぐに駆けつけてもらえる。
空港からのアクセス
1、シャトルバス(6700CFP)
2、タクシー(65000CFP)
3、レンタカー
※全て片道
1のシャトルバスに関しては、事前に予約可能。
けれど、ネットでは予約することは出来ないので、直接電話を入れるしかない。
ヌメアからのアクセスに関しては別記事で紹介する。
ニューカレドニア 観光地 まとめ(ヌメア、アンスバタ、イルデパン、ブーライユなど)
ニューカレドニアに行くのであれば、どの観光地に行くのかを決めなければならない。
その際に必要になるのが、観光地がどこにあるのか、また自分が行きたいと考えている場所がどこにあるのかの把握。
しかし、現状、観光地を網羅的に説明しているウェブサイトは少ない。
従って、このサイトではニューカレドニアの観光地を体系化する。
ニューカレドニアの観光エリアは大きく分けて3つある。
- ヌメア、アンスバタ エリア
- 離島 エリア
- ブーライユ エリア
ヌメア、ブーライユ エリア
ここがニューカレドニア観光の際最も一般的なエリアになる。
上記の様な、ニューカレドニアの代表的イメージとなる水上コテージがあるのもこのエリア。
ヌメア
ヌメアはニューカレドニアの首都で最も発展している都市。
ココティエ広場や朝市が観光地として楽しまれる。
レストランやスーパー、ショッピング街があるのも、ここヌメア。
しかし、有名ホテルや上記の水上コテージはヌメアには位置しておらず、有名ホテルはアンスバタ、水上コテージのホテルはメトル島にある。
アンスバタ
アンスバタとヌメアの関係は、沖縄の那覇と恩納村の関係のように、都市とリゾート地の関係。
従って、多くの観光客はアンスバタのホテルに泊まり、長期滞在であればそこでノンビリとした時間を楽しむ。
ホテルは海沿いに建てられており、目の前にはアンスバタビーチが広がっている。
メトル島
メトル島には、かの有名な水上コテージを有するエスカペイド・アイランド・リゾートホテル (Escapade Island Resort)がある。
メトル島へは、ヌメアもしくはアンスバタから水上タクシーに乗って15分~20分移動する。(往復2800CFP~3000CFP)
日帰り観光客も多く、午前にアンスバタにあるホテルからメトル島へ移動し、夕方にアンスバタへ帰る人が多数。
※離れ島ということで、物価は本島よりも高い。
離島
ニューカレドニアは離島も有名な観光地となっている。
メトル島やカナル島といった本島から水上タクシーで行ける島を除き、アクセス方法は基本的にマジャンタ空港から飛行機(片道10000CFP以上)。所要時間は30分~40分ほど。
代表的な島はイル・デ・パン島やウベア島がある。
イル・デ・パン島
離島に行くと、本島に比して更に綺麗な海を楽しむことが出来る。
また、より人も少なく、静かな空間でリゾート気分を味わうことが出来る。
イル・デ・パン島には二つホテルがあり、「ルメリディアン イル・デ・パン」が有名。
ウベア島
厳密に言うと天国に一番近い島はここウベア島。
新婚旅行で来る人も多い地域となっている。
ブーライユ
ニューカレドニア第二都市ブーライユ。
第二というけれども、ヌメアに比べると遥かに小さい。
都市というよりは村と言えるのではないかという規模。
ただ、ブーライユの都市の観光をするというよりは、ブーライユ郊外にあるシェラトン・ニューカレドニア・デヴァ・スパ&ゴルフリゾートでの滞在がメインになるのではないだろうか。
アクセスに関しては別の記事で紹介する。
トントゥータ国際空港からヌメア、アンスバタへの行き方 ニューカレドニア
ニューカレドニアの国際空港は一つしかなく、関西国際空港、成田国際空港から飛行機に乗るとそこに到着する。
空港名は
トントゥータ国際空港(ヌメア国際空港)
空港からホテルが立ち並ぶヌメアやアンスバタまでの移動手段はいくつかあり、それによって値段も変わる。
※ニューカレドニア第二の都市ブーライユへの移動手段は別記事に記載。
ニューカレドニアの物価は高く、節約できるときにはしておきたいと思うので、以下ランキング形式で移動手段を掲載する。
1、中距離路線バス
値段は明示することは出来ないけれど、一番安いことは間違いない。
中距離バスの発着時刻が夕方までで、日本からニューカレドニアへの便は夜に空港に到着するため利用可能性がない。
従って、空港で夜を明かしてまで節約したい人にしか向かない。
2、ツアー会社の送迎
2500CFP
フィロツアーやニューカレドニアオプショナルセンターがこの値段で送迎を行っている。
上記会社は日本語対応しており、ヌメア市内やアンスバタのホテルであればこの値段で送迎可。
予約は、
ツアー会社のホームページから行うことが出来る。
3、リムジンバス ARC EN CIEL SERVICE(アーカンシェル・サービス)
3000CFP
空港を出ると窓口があるため、そこで料金を払い乗車することが可能
アーカンシェル・サービスとはツアー会社の名前のことで、ニューカレドニアで送迎を行う最も一般的なツアー会社
4、タクシー
約10000CEP
他のお客との相乗りが嫌なのであれば、タクシーも利用可能
5、レンタカー
レンタカーも使用可能。
他サイトからの引用情報になるが、ヌメア市内からレンタカーを移動させてくるため、空港で一時間ほど待つ必要があるそう。
また、空港からヌメア市内までは山道も多く、レンタカーでの移動を考えているのであれば、ヌメア市内で借りることが良いのでは。
結論
最もオススメなのが、ツアー会社の送迎(2500CFP)
送迎スタッフに日本人も含まれており、安心してホテルまで送迎してもらえる。
ニューカレドニア バスの乗り方
ニューカレドニアでの移動手段といえばバス。
アンスバタからヌメアに移動する際に使わざるを得ない存在。
けれど異国の地でバスに乗ることは意外と難しい。
よく考えてみれば日本国内であっても、バスでの料金の支払い方法が異なっており戸惑うこともある。
遠く離れたニューカレドニアという地で、言葉も通じず、バスに乗ることが少し怖く感じるのは当たり前のこと。
この記事では、バスの運賃やその乗り方、所要時間などを説明する。
所要時間
ホテルが位置するアンスバタが首都ヌメアまでは約20分ほど。
運賃
乗車券の購入方法によって異なる。
バス運転手から直接購入
210CFP
料金は定額制のため、どこから乗り、どこから降りても同じ値段。
バスに乗り込み運転手にお金を渡し、乗車券を貰う。
お釣りは用意されているので、ちょうどで払わなくても構わない。
けれど、高額すぎると釣銭不足も考えられるので注意。
自動券売機から購入
190CFP
定額制。
アンスバタには自動券売機は設置しておらず、ヌメア市内にしかない。
乗車方法
日本国内を走るバスと同じ構造で、乗車扉はバスの前方と中ほどにある。
- バス乗り場を探す。白いトーテムポールが目印。
- 路線の確認。様々なルートの路線バスが走っているので、自分がどの番号のバスに乗れば良いのかを調べる。路線バスの番号はバスの正面の電光掲示板に載っている。
- 前方の扉から乗車。(既に乗車券を持っている場合、5へ)
- 運転手に運賃を渡し、乗車券を受け取る。
- 扉付近に乗車券挿入口のついた黄色い機械があるので、そこに乗車券を挿入
- 好きな座席に座る
- 目的地が近づいたら、前方座席や、手すりについているボタンを押す。(※停車場のアナウンスはないため、自己判断)
- バスが止まると、バスの中ほどの扉から降車。
以上がバスの乗車方法。
仮に戸惑うようなことがあっても、のんびりとした国なので、イライラすることなく対応してくるので焦らないことが大事。
路線バスの路線図は地球の歩き方やその他の旅行本に記載がある。
ニューカレドニア観光 そもそもニューカレドニアってどんな所?
天国に一番近い島として有名なニューカレドニア。
太陽光で煌めく水色の遠浅の海、白砂が敷き詰められた砂浜、ヤシの木が風でそよぐ穏やかな気候、水平線に沈み視界を赤く染め上げる夕日。
ニューカレドニアはそんな南国情緒が溢れるリゾート地。
けれど、ニューカレドニアについての情報は少なく、どのように旅程を立てれば良いのかも分からない。
ニューカレドニアって何が有名?
ニューカレドニアってどこにある?
ニューカレドニアって言語は何が喋られている?
こういった旅行を計画する際に溢れる質問に対して、出来得る限りの説明をしていきたい。
ニューカレドニアって何が有名?
自然。
人口も少なく、都市として発展している地域は少ないため、自然を堪能することが出来る。
① エメラルドグリーンの海
晴れていれば、上記の写真のような海を堪能できる。
また、水上にコテージを浮かべたホテルなどもある。
② 視界を埋め尽くすほどの星空
都市から少し離れるだけで、満天の夜空が見える。
異国で見る星空は、感動という単純な言葉で形容し難い感情を湧き起こしてくれる。
③ 青々とした葉が茂る森
メインの観光地から離れたブーライユというニューカレドニア第二の都市や地方に行けば山々が広がっている。
ニューカレドニアには、海だけでなく同時に山々も存在しており、バケーションとして癒しを求めるのであれば、ハワイや沖縄といった容易に想像できる南国の地域を上回る魅力を持っている。
ニューカレドニアってどこにある?
オーストリアの東に位置しており、日本からは直行便の飛行機(約8.5時間)が飛んでいる。
ニューカレドニア基本情報
① 言語
フランス語。フランス領自治区ということもあり、フランス語が公用語。
首都ヌメアや観光地であるアンスバタには日本語表記の標識が多数あり、主要ホテルには日本語スタッフがいるため、言語に不安があっても楽しく過ごすことが出来る。
② 通貨
CFP(フレンチ・パシフィック・フラン)
フランス領だからといってユーロは使用されていない。
1CFP=約1円
③チップ
必要なし。
④クレジットカード
キャッシュレスが日本より遥かに進んでいるため、基本全てをクレジットカードで対応できる。
タクシーやバスといった交通機関においては、支払いが現金。
※移動手段はバス、タクシーのみで、電車やモノレールなどはない。
⑤治安
治安は良い。外務省の海外安全情報においても、危険レベルは設定されていない。